音楽を楽しむ上で、イヤホンの存在は欠かせません。
特に有線イヤホンは、ワイヤレスに比べて音質面で優れているため、音にこだわる人に人気です。
しかし、高音質なイヤホンは高価なものが多く、なかなか手が出ないのが悩みどころ。
そこで今回は、2000円台でコスパ抜群の有線イヤホンを厳選してご紹介します。
予算を抑えつつ、満足度の高い音質を楽しみましょう。
この記事を読むと分かること
- 2000円台でも高音質な有線イヤホンが見つかる
- 有線イヤホンを選ぶ際の重要なポイント
- iPhone対応のイヤホンを選ぶ際の注意点
- コスパ最強のおすすめ有線イヤホン5選の特徴と魅力
選び方のポイント
有線イヤホンを選ぶ際は、まずドライバーユニットの種類に注目しましょう。
ダイナミック型は低音に力強さがあり、バランスド・アーマチュア型は高音の解像度に優れています。
ハイブリッド型は両者の長所を兼ね備えており、2000円前後でも見つかります。
iPhoneでの使用を考えている場合は、リモコンとマイクがついているかもチェックが必要です。
Android用のイヤホンではボタン操作ができないこともあるので注意しましょう。
装着感の良さも大切なポイントです。
イヤーピースの材質や形状で快適さが変わってきます。
シリコン製のイヤーピースは柔らかく耳への負担が少ない一方、遮音性は低めです。
フォーム製は遮音性に優れますが、装着感は人によって好みが分かれます。
【2,000円以下】おすすめ有線イヤホン5選
Panasonic ErgoFit RP-HJE120
Panasonic ErgoFit RP-HJE120は、Amazonで販売数世界一を誇る大人気の有線イヤホンです。
レビュー数は約4万件、星4.3と高い評価を得ています。
手頃な価格ながら、自然で豊かなサウンドを楽しめると好評です。
特徴的なのは、耳への装着感の良さ。
独自の人間工学に基づいた設計で、長時間の使用でも快適に音楽を聴くことができます。
カラーバリエーションも豊富で、自分好みの色を選べるのも魅力の一つ。
コストパフォーマンスの高さから、初めての有線イヤホンにもおすすめのモデルです。
final E500
final E500は、バイノーラル技術を用いて音の方向感を再現するゲームやVRコンテンツのために開発されたイヤホンです。
2chステレオ方式とバイノーラル方式の音源の違いを研究した結果誕生した、新たな定番となるイヤホンと言えます。
バイノーラル録音された音源を聴くと、従来のイヤホンでは高音域に違和感がありましたが、E500はその問題を解消。
制作者の意図通りの音色と空間イメージ、音の方向感を正確に再現します。
独自の「スウィングフィット機構」で、イヤーピースが耳の形状に合わせて動くため、フィット感が良いのも特徴。
6.4mmのダイナミック型ドライバを搭載し、この価格帯としては非常に高い再現精度を実現。
5サイズから選べるイヤーピースは、硬度の異なる2種類のシリコン素材を採用し、装着感と遮音性を高めています。
コスパの高さが評判で、音楽ゲームやFPSなどでも定評のあるイヤホンです。
Yinyoo CCZ Melody
CCZ Melodyは、中華イヤホンブランドYinyooから登場した、低価格帯モデルです。
1BA(バランスドアーマチュア)+1DD(ダイナミックドライバー)のハイブリッド構成を採用し、この価格帯としては珍しい複合ドライバ設計が特徴です。
高音は煌びやかさがありつつ、しゃしゃり出るウザさはなく心地良い響きを実現。
中音域は華やかさが適度ですが、音の重なりをやや感じるため、音数が多いと少し聴き取りづらさがあるようです。
低音は適度な量感と質感を兼ね備え、クリアさと迫力のバランスが取れています。
全体的に、エネルギーを感じつつも丁寧にまとめられたチューニングで、この価格帯としては高いクオリティを実現。
2pinのリケーブル対応で、ケーブル交換により音質のカスタマイズも可能です。
CCZ Melodyは複合ドライバ設計による高い音質と、2000円台前半という低価格を両立した、コストパフォーマンスに優れたイヤホンと言えるでしょう。
KBEAR KS1
KBEAR KS1は、中国の人気イヤホンブランドKBEARから登場した、2,000円前後の低価格帯モデルです。
10mmダイナミックドライバーを1基のみ搭載したシンプルな設計ながら、自然な周波数特性を実現しています。
特に低音域の再現力に優れ、豊かで迫力のある低音が魅力です。
一方で、高音域にやや不透明さが残るなど、クリアさに若干欠ける印象も。
それでも、この価格帯としては十分な解像度と自然な音の分離を実現しています。
2pinのリケーブル対応で、ケーブル交換により音質のカスタマイズが可能なのも嬉しいポイントです。
装着感の良さと高い遮音性も魅力で、長時間の使用でも快適に音楽を楽しめます。
全体的に見れば、コストパフォーマンスに優れた低価格帯モデルと言えるでしょう。
低音の強さは好みが分かれるところですが、豊かな低音を求める方にはおすすめの1本です。
MOONDROP Quarks
MOONDROP Quarksは、中国の人気イヤホンブランド「水月雨」の2,000円台エントリーモデルです。
2年間のチューニングを繰り返し、この価格帯とは思えない優れた周波数特性を実現しました。
6mmの外磁型磁気回路ダイナミックドライバーを採用し、優れたダイナミクス、低歪み、力強い低音を実現。
高性能ポリマー素材の振動板を採用し、特殊なキャビティ構造と組み合わせることで、長期間チューニングされたサウンドを提供します。
特許取得済みの目詰まり防止フィルターを搭載し、耐久性が向上、耳垢の詰まりを防止。
ダブルダンピング構造を採用し、中高域の響きを大幅に排除、自然で聴きやすいサウンドを実現。
独自の完全密閉型フロントキャビティ設計により、一般的なダイナミック型イヤホンよりも優れた遮音性を発揮。
カラっとした爽やかな明るいサウンドで非常に聴きやすく、女性ボーカルを雰囲気や余韻重視で楽しむのに適しています。
2000円という価格を考えると、解像度や全体的なバランスの取れたサウンドは特筆に値します。
少しでも有線イヤホンに興味がある方にとって、イヤホン沼への入り口となる1本です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 2000円以下でも高音質な有線イヤホンが多数存在する
- Panasonic ErgoFit RP-HJE120は手頃な価格ながら自然で豊かなサウンドと優れた装着感が魅力
- final E500は2,000円とリーズナブルな価格ながら高音質で、独自の機構で装着感も抜群
- Yinyoo CCZ Melodyは複合ドライバ設計による高い音質と、2000円台前半という低価格を両立したコスパモデル
- KBEAR KS1は1,500円前後ながら豊かで迫力のある低音が魅力。リケーブル対応で音質のカスタマイズも可能
- MOONDROP Quarksは2,000円とコスパ最高の中華イヤホン。バランスの取れた音で初心者にもおすすめ
- 自分の使用目的や好みの音質に合わせて、ブランドだけでなく実際のレビューもチェックして選ぶのがポイント
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